実行委員長のことば

はじめまして!
『にいがたショートストーリープロジェクト』です

1.にいがたショートストーリープロジェクトって何?

にいがたショートストーリープロジェクトとは、広く、短編小説、掌編小説を募集するプロジェクトです。

書いていただく物語のジャンルは問いません。
純文学、恋愛小説、SF、推理、ホラー、童話などなど、様々な作品を募集します。

短編小説、掌編小説なので、文字数は2000字程度。400字詰め原稿用紙1枚~5枚程度が目安です。(2000文字を少し超える程度でもOK)

作品の条件は一つ。それは……
『物語の中に新潟のエッセンスを盛り込むこと』

『新潟』と聞いてイメージするものは何でしょう?
雪、米、酒、佐渡島、上杉謙信……う~ん、このくらいかな?
実は新潟県外出身のワタクシも、『新潟』と聞いてイメージするものはこのぐらいのものでした。
しかし、新潟で暮らし始めると「なんだかわけのわからぬ新潟の宝物」がいろいろあって、日々、驚きと発見があります。

そんな新潟の「なんだかわけのわからぬ宝物」を物語の題材にして、新しいストーリーを綴っていただく。ひょっとしたら、そんな作品作りを通して、今まで隠されていた新潟の宝に新たな光が当たるかもしれません。

新潟に縁もゆかりもない方は、ヒロインが新潟出身なんていう設定でもいいですし、『近未来都市ニイガタ』なんていうSF小説も面白いかもしれません。

万代橋が小説の舞台になっている。新潟駅から物語が始まる。
このプロジェクトは、どんなもの、場所、人でも構いません。作品に何か『新潟のエッセンス』を加えていただくことを条件とします。

2.作品集の出版を目指す

作品は、実行委員会で一度とりまとめ、簡単なチェックをした後、ホームページに掲載します。(定期的に更新していく予定です)
もちろん、ホームページに掲載することで、多くの方に作品を読んでもらいたい。作品を通して作家さんと読者をつないがっていきたいという思いがあります。

そのうえで、このプロジェクトが目指すところは、作品集の出版です。
選りすぐりの作品を1冊にまとめ、パソコンやスマホの画面越しではなく、じっくりと作品と向き合うためにも、紙の本としてカタチに残したい。
一つの成果物として書籍化し、後世にも残るものをつくりたい。

作品集をつくり、出版し、より多くの人に、手に取って読んでもらえることが、このプロジェクトの大きな柱の一つになっています。

そもそも、ワタクシも読書が趣味で、本屋や図書館によく行きます。
もちろん電子書籍で読書を楽しむこともありますが、書棚に並んだ1冊を手に取ったときに感じる本の重さや、カバーの写真やイラスト、最初の数ページをめくっていくときの紙の感触がたまらなく好きで、
「やっぱり紙の本がいい!」と思ってしまう。
これは電子書籍では味わえない、運命の一冊との出会い!なのではないでしょうか?

どんな作品が集まってきて、どんな作品集が出来上がるのか、全く想像ができていません。
でも、時間を忘れて物語の世界に没頭してしまう。そんな作品が集まって、ちょっとでも新潟への興味、関心が芽ばえてくれたらいいなと思っています。

プロジェクトのメンバーだけでなく、作家さん、読者の皆さん、いろんな方々で作り上げる『1冊の本』を目指してプロジェクトを進めていきます。

3.物語を声に出して読む

ワタクシが声の仕事を生業にしているのもありますが、作品を『音で届ける』こともこのプロジェクトの目指すところ。
2000字程度の短編、掌編小説を募集するのも、
「長い文章は声に出して読むのが大変!」というのが理由の一つです。

文章を声に出して読んでいくと、300字でおよそ1分。2000字程度だと6~7分で読み終わる計算になります。まぁこのくらいがちょうど良いかと……。

個人的に朗読会を開いたり、朗読講座や朗読教室の講師をすることもありますが、物語を声に出してみると味わいもまた変わってきます。

『朗読』というとなんだかちょっとかたっ苦しい感じもしますが、『声劇』であったり『アフレコ』『ラジオドラマ』みたいな感じで、声や音で表現する。集まった作品をもとに、学校での読み聞かせや、施設への訪問、収録してCDにする、ラジオやネットで配信、作品発表イベントを開催する。などなど……。
多くの作品を目で、そして耳で楽しんでもらえることで、プロジェクトならではのエンタテインメントを創り出す。
これも、にいがたショートストーリープロジェクトのチャレンジです。

なので、執筆される作家のみなさんも、今書いている作品が音声化されることを意識していただけると嬉しいです。(難しい漢字に読み仮名をふっていただけるとありがたいですwww)

4.プロジェクト発足後のこれからについて

2021年4月1日にスタートしたこのプロジェクト。実行委員長の立場としては、今は楽しみばかりが膨らんでいる状態です。
どんな作品が集まるのか?どんな作品集ができるのか?朗読会やラジオドラマみたいなのができたらいいな。そんな空想、妄想を広げているばかりです。

もちろん一方では、本当に作品の応募があるのか?作品集はどうやって作るのか?このご時世イベントは難しいだろう。そんな不安も渦巻いているわけなのですが。
でも、まずはスタートを切ることを目標に、実行委員会メンバーで話しあいを重ね、今日の日を迎えました。

創作活動を通して、ちょっとでも『新潟』に目を向けてもらいたい、興味を持ってもらいたい。創作の資料として新潟産のなにがしかを手に取ってもらいたい、なんなら取材をしに新潟に来てほしい。
新潟に住んでいる方は、改めて、自分の暮らすこの新潟の魅力を見つけてもらいたいですし、今は新潟から離れて暮らす方にとっても、故郷を思うきっかけ作りになったらいいなと思っています。

さて、ワタクシ、委員長の頭の中の構想では、写真やイラストなどでホームページや作品集をにぎやかにしたいというものがあります。
風光明媚な新潟の風景写真を題材にして作品を執筆してもらったり、作品からインスピレーションを得てイラストが描かれたりしないかな、と。
それから最近のブンガク界隈は、音楽との親和性も強くなっているので、音楽と連動させて物語を味わう。そんな機会もあったらいいなと。

構想というより妄想ですし、プロジェクトのメンバーにはこの件について具体的な話し合いはしていない……です。

たくさんのご応募お待ちしています!